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国際会議に参加~展示会編

国際会議に参加~展示会編 | スタッフブログ

開発部マネージャのS.Sです。

コロナ禍が落ち着き始め、久々に海外出張の機会を得たので、その報告をしたいと思います。
スペイン(マドリード)での国際会議があったため、その日程に近いドイツでの展示会にも参加してきました。

ドイツでは、2つの展示会に参加させていただきました。

●展示会概要、ケルンメッセ(DigitalBAU)
建設業界向けのデジタル製品とソリューションの展示会。
330の出展者で前年比20%増、海外からは14%。来場者は約10,000人、海外からは10%。
BIMを中心とした展示内容。

Nemetschekグループは、日本の展示会では、ほとんど見かけないが(印象に残っていないだけかも?)、
こちらでは、ホールの3分の1ほどを占めており、ヨーロッパでの存在感が感じられた(全部で3ホール)。

ちなみに、15の企業体で、有名なのは、VectorWorks、ArchiCADで、そちらはご存知の方もいらっしゃるかもしれない。


●展示会概要、ハノーバーメッセ
インダストリー4.0やAIなどをテーマとした工業中心の国際展示会。
リアル開催は3年ぶり。
欧州諸国のみならず北中南米、アジアなど世界60か国から2,500もの出展者、
来場者は75,000人の展示会場参加者に加えて、15,000人の訪問者がデジタルでイベントに参加。
日本企業も10社程度出展あり。
例年に比べ、規模は半数程度だったよう。(例年6000社以上が出展する模様)
来年は4月に開催予定。


●展示会視察の総括
まず、日本の展示会との雰囲気の違いとして、ほとんど名刺を渡すケースは無かった。
日本の展示会は、いかに名刺を集めるか、という印象を持っていたが、
本当に興味があるものをじっくり話を聞く、というような雰囲気を感じた。
また、夕方の時間からは、お酒を飲みながら交流する場となるようで、ここも全く違う所だと思った。
ちなみに、コロナ関連の状況としては、マスクを着用している方はほぼおらず、アフターコロナの状況だった。

また、海外進出の状況を聞くと、日本はだいぶ進んでいる、と思われていて、進出したいという想いはあっても、実際に進出している企業はいなかった。
日本の市場にも興味は持っていた。(ハノーバーのほうが、国際展示会というものあってか、海外進出にはより関心が強かったように感じた)