考えることが好きだったこともあり、ITエンジニアを希望していました。企業選びの基準は、「愛知県の企業」で「自社開発をしていること」。就活時に利用していたエージェントに紹介されて、システムメトリックスを知りました。一人ひとりに向き合ってくれる担当者が印象的だったことから、第一志望に。

職歴や年齢に関係なく任される仕事の裁量の大きさも、主体的に仕事をしたいと考えていた自分にぴったりでした。

プログラミングの経験は、実は大学の授業のみでした。大学で専攻していた分野とは異なる業界・業種というビハインドはありましたが、これまでに培ってきた論理的な思考はエンジニアとしても十分に活用できると考え、自信をもってアピールしました。

社会人のマナーや人間関係が分からず、何もかもが不安でした。ところがインターンアルバイトとして社内を見渡すと、想像以上にラフな雰囲気と、社員のみなさんが思い思いに仕事をしている様子が伝わってきて。同級生よりも一足先に仕事と職場を経験したおかげで、まったく不安なく入社日を迎えられました。

目標設定やPDCAサイクルなど、社会人として必要なビジネススキルを学ぶ新入社員研修とプログラミングとCADに関する知識を学ぶ技術研修がありました。技術研修は演習用の社内資料に沿って、1人で進めるスタイルです。不明点はいつでもトレーナーの先輩に指導してもらえるため、自分にあったスピードで技術を習得できました。

入社後すぐにAPIのテストやAPIに関する問い合わせ対応を担当するCAD4課に配属。不具合の改修情報があったAPIのテストを作成・実施する日々でした。

入社してから半年くらいに、CAD4課全体で取り組む業務がありました。任された業務を進めていましたが、全体を統括するリーダが不在だったこともあり、どこまでやるべきか曖昧だったため明確な指示が欲しいとマネージャーに直談判。話を聞くと、マネージャーは、私なら何も言わなくても十分自走すると期待しての対応だったと知って…。

その後、マネージャーが用意したWBS（作業分解構成図）に沿って、私が業務計画の作成を進めました。その過程で、いつの間にか業務リーダーのような役割を担うことに。その時のテスト業務は私が部署異動した後も続いています。

入社3カ月で、前任者から引き継いでリーダーになった業務がありました。自主的に業務の問題点をまとめて資料化し、解決策を考えてクライアントに提案。今となっては当たり前のことかもしれませんが、自分が考えた提案を実現するために主体的に動いた経験は、間違いなくその後の成長にも繋がっていると思います。

製品のグローバル展開を実現するという目的で、海外出張に参加させてもらいました。他にも、新卒採用チームに立候補したので、これからのシステムメトリックスを担う人材に出会うための説明会も任されています。「新卒1年目でも裁量ある仕事ができる」ことが入社の決め手でしたが、その言葉に嘘はありませんでした。

会社としてやれること・やるべき課題が、まだまだたくさんあると感じています。新しい提案に対して「いいね、頑張れ！」と言って背中を押してくれる上司や先輩が多く、挑戦しやすい環境だと思います。そうして悩みながらも打ち出した提案がクライアントに評価され、期待以上の成果が出せると、やっぱりうれしいです。

担当するプロジェクトで開発の経験を重ねて、新製品を開発できるようになりたいです。その時には、リーダーとしてプロジェクトを動かしていけるような自分でありたい。採用業務については、システムメトリックスが就活生にも社員にとっても、より魅力的で働きやすい会社になるように働きかけていくことが目標です。

新卒の就職活動は、会社のどの部分を見ればいいかわからないという方も多いと思います。

弊社の社長のメッセージに「いかにやりがいのある仕事を提供できるかが、頑張る社員に対する最大の責務だ」という言葉があります。仕事は1日の起きている時間の半分。この時間を充実するために何ができるかという視点で考えてみるのもいいと思います。参考になればうれしいです。